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- 投稿日
- 2025.03.27
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- 更新日
- 2025.03.27
働き方や顧客ニーズの多様化によって、幅広い業界で業務体制の見直しが進んでいます。
業務効率化の手段として挙げられるのが、チャットボットの導入です。
しかし、実際にどのツールを選ぶべきか分からない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、利用目的に応じたおすすめのチャットボットツールを11製品紹介します。
目次
チャットボットとは?
チャットボットとは、テキストや音声を通じて人間と会話を行うロボットです。
「チャット」は会話、「ボット」はロボットを意味しており、これらを組み合わせた名称が「チャットボット」です。
チャットボットは学習データやAI技術を活用して、顧客の質問や基本的な業務問い合わせに迅速かつ正確に対応できます。
また人に代わって問い合わせ業務の一時対応を行ったり、短時間で必要な情報を抽出したりできるため、幅広い企業や組織の業務効率化ツールとして導入されています。
チャットボットの種類は主に3つに分けられる
チャットボットの種類は、主に以下の3つに分けられます。
- AI型チャットボット
- シナリオ型チャットボット
- 辞書型チャットボット
AI型チャットボット
AI型とは、AI(人工知能)を活用して会話を行うチャットボットです。
AIがこれまでの会話からユーザーのニーズや文脈を学習して適切な回答を生成します。
ユーザーのやり取りを通じて新たな知識を吸収するため、学習を繰り返すほど回答の精度が向上する仕組みです。
ただし、学習データが誤っていたりバイアスが含まれていたりするとユーザーに誤った情報を提供するリスクがあります。
そのため、時間をかけて質の良い学習データを集める必要があります。
シナリオ型チャットボット
シナリオ型チャットボットは、事前に設定したシナリオに沿って回答を提供するチャットボットです。
シナリオとは、ユーザーの質問や選択に応じて進む一連の会話フローを指します。
例えば、ユーザーが「有給休暇の申請方法を教えてください」と質問した場合、事前に設定されたシナリオのフローに従って具体的な申請手順を案内します。
ただし、シナリオ型チャットボットは、AI型チャットボットのように自ら学習する能力を持ちません。
そのため、複雑な判断が必要なケースには不向きです。
辞書型チャットボット
辞書型チャットボットは、あらかじめ登録された辞書の中から、ユーザーの入力に一致する情報を検索して回答を提供するタイプのチャットボットです。
フロー形式で会話が展開されるシナリオ型チャットボットよりも柔軟性が高く、ユーザーの文脈やニーズに沿って回答を生成します。
ただし、登録されていない内容や曖昧な表現には対応が難しいため、定期的なデータ更新が求められます。
よくある質問などの簡単な質問に対して、より自然な対話形式で回答したいケースに適しているチャットボットです。
チャットボットツールの導入で得られるメリット
チャットボットツールの導入で得られるメリットは、以下の通りです。
- 問い合わせ業務の自動化が進む
- 顧客満足度の向上が期待できる
- 社内の情報資産が増える
問い合わせ業務の自動化が進む
チャットボットを導入することで、問い合わせ業務の自動化が進みます。
問い合わせ業務を全て有人対応にしていると、繰り返し同じ質問に答える手間が増えたり、顧客の待ち時間が多く発生したりする可能性があります。
しかし、チャットボットで問い合わせ窓口を自動化すれば、オペレーターの業務負担を軽減させることが可能です。
簡単な質問をチャットボットで一時対応することで、オペレーターは複雑な判断が求められる問題の解決に専念できるようになり、結果として社内の生産性向上が見込めます。
顧客満足度の向上が期待できる
チャットボットで業務を効率化することで、顧客満足度の向上が期待できます。
問い合わせ窓口が自動化されていない場合、オペレーターにつながるまでに時間がかかってしまいます。
問題解決に時間がかかると、顧客に「この企業の窓口はいつも混みあっている」といったマイナスな感情を抱かれてしまうかもしれません。
しかし、チャットボットなら24時間365日休まず稼働できるため、問題解決までの時間を短縮できます。
対応可能な件数も増えることで、顧客満足度と同時に自社への信頼度も増すでしょう。
社内の情報資産が増える
社内の情報資産が増えるのも、チャットボットを導入するメリットです。
ユーザーの問い合わせ内容や購入履歴、利用データを蓄積・分析することで、現時点でのマーケティング活動の課題が見えてきます。
集めたデータをサービスや業務の改善プロセスに活用すれば、自社の売上や利益の向上も期待できるでしょう。
また商品やサービスの選択から購入までのフローを分析すれば、ユーザーがどこで離脱したのかが分かります。
離脱箇所が把握できることで、フローの設計やバナーの位置などのCVR改善業務をスムーズに進められます。
チャットボットツールを選ぶときに比較すべき項目
チャットボットツールを選ぶ際は、以下のような項目を比較しましょう。
- チャットボットの種類・タイプ
- 設置場所
- 自社での運用のしやすさ
- 補助的な機能の有無
- サポート体制の充実度
チャットボットの種類・タイプ
業務改善の効果を十分に得るためにも、チャットボットの種類やタイプを確認しましょう。
チャットボットの種類は、主にシナリオ型・AI型・辞書型の3つに分けられます。
例えば、達成したい目的が「よくある質問への回答を自動対応にして人件費を抑えたい」であれば、シナリオ型や辞書型が向いています。
一方で、複雑な判断を必要とする質問への回答、正確で精度の高い回答を求めている場合はAI型がおすすめです。
導入目的を達成できるよう、自社の環境やニーズに合ったタイプを選びましょう。
設置場所
チャットボットの設置場所も重要な確認事項です。
チャットボットは、WebサイトやECサイトだけでなく、SNS、専用の問い合わせフォーム、社内業務ツールなど、さまざまな場所に設置できます。
設置する場所としてメジャーなのは、WebサイトやECサイトへの埋め込みです。
例えば、ECサイトの商品ページに会話形式のチャットボットを設置すれば、顧客が購入手続きをスムーズに進められます。
どこに設置すれば利便性や利用率が高まるのかを考えて、適切なチャットボットを導入することが重要です。
自社での運用のしやすさ
自社で運用がしやすいチャットボットなのか確認しましょう。
チャットボットは、精度向上のためのメンテナンスや更新を定期的に行う必要があります。
特にAI型は、データの質が良いほど回答精度が上がるため、継続的な効果測定と改善が欠かせません。
そのため、自社で簡単にデータ更新やシナリオを修正ができるチャットボットを導入する必要があります。
また管理画面が操作しにくいと、利用頻度が下がり、結果的に導入コストがかかるばかりで効果を十分に発揮できない場合があります。
導入前に無料版やトライアル期間などで操作性や管理方法を確認しておきましょう。
補助的な機能の有無
チャットボットのデメリットを補完する機能が搭載されているかも確認しましょう。
いくら優秀なチャットボットでも、全ての質問に答えられるわけではありません。
中には、オペレーターに引き継がなければならない複雑な質問も多くあります。
このようなケースでは、オペレーターにスムーズに引き継ぐ機能や、やり取りの履歴をスムーズに共有できる機能が必要です。
自社の規模や顧客層、導入環境に応じて、必要な補完機能が備わっているかを事前に確認しましょう。
サポート体制の充実度
機能や操作性だけでなく、サポート体制の充実度も重要な選定ポイントです。
サポート体制が整っていない場合、チャットボットの開発段階や導入後でトラブルが発生したときに業務に支障を来す可能性があります。
そのため、導入するツールに初期設定やシナリオ作成のサポートが付帯されているか、運用中の不具合にすぐに対応してくれるかどうかを事前に確認しましょう。
運用に慣れていない企業は、操作に関するサポートだけでなく、運用コンサルティングなどの支援が充実しているツールを選ぶことをおすすめします。
【比較】おすすめのチャットボットツール11選
おすすめのチャットボットツールを以下の利用シーンに分けて紹介します。
ぜひツール選びの参考にしてください。
- 【顧客対応向け】おすすめチャットボットツール
- 【業務効率化向け】おすすめチャットボットツール
- 【CVR改善向け】おすすめチャットボットツール
【顧客対応向け】おすすめチャットボットツール
顧客対応の一時対応や自動化に向いているチャットボットツールを4つ紹介します。
- ChatPlus|チャットプラス株式会社
- Tebot|株式会社アノテテ
- Zendesk|株式会社Zendesk
- KARAKURI chatbot|カラクリ株式会社
1. ChatPlus|チャットプラス株式会社
ChatPlusは、自社のデータと生成AIで高精度の回答を提供できるAIチャットボットツールです。
幅広い業界で選ばれており、これまでの導入件数は2万社と信頼性の高いツールでもあります。
またユーザーが欲しい情報にすぐたどり着けるよう、質問の入力途中に回答補候補をリアルタイムで表示してくれます。
チャットボットで問題解決ができない場合に、有人チャットにすぐ切り替えられるのもポイントです。
初期費用が0円、月額1,500円から利用可能で、小規模な運用から大規模プロジェクトまで幅広く対応できるコストパフォーマンスの良さも魅力です。
サービス名 | ChatPlus |
提供会社 | チャットプラス株式会社 |
公式サイト | https://chatplus.jp/ |
料金プラン | ・ミニマム:月額1,980円(年額1,500円) ・ビジネスライト:月額1万800円(年額9,800円) ・プレミアム:月額3万円(年額2万8,000円) ・AIライト:月額5万4,000円(年額5万円) ・オートAI:月額8万8,000円〜(年額8万円~) ・AIチャットボット:月額17万円(年額15万円 |
2. Tebot|株式会社アノテテ
Tebotは、シンプルな管理画面で高性能なチャットボットを作成できるツールです。
有人チャットへの切り替え機能や回答サジェスト機能、外部ツールとの連携などの機能が標準搭載されています。
Q&Aは一問一答形式で一括登録でき、登録数にも制限がないため、ユーザーのニーズに合った回答を提供できます。
さらに、初期設定から自社独自のデモチャットボット構築を代行してくれるため、専門知識がなくてもスムーズに導入が可能です。
月額4万5,000円とお手頃価格で運用でき、導入から開始まで最短20分で完了します。
サービス名 | Tebot |
提供会社 | 株式会社アノテテ |
公式サイト | https://anotete.co.jp/tebot/ |
料金プラン | ・標準プラン:月額4万5,000円 ・ライトプラン:月額9,800円 |
3. Zendesk|株式会社Zendesk
Zendeskは、学習済みのAIチャットボットを活用して、ユーザーからの問い合わせに迅速に対応できるツールです。
コーディングが必要なく、誰でも簡単に対話型のシナリオを作成できます。
Webサイトの他、LINEやFacebookなどの日常的に使用しているツールと連携できるため、ユーザーとの会話を一元管理できます。
また運用を支援するレポート機能や改善サポート、オペレーターへの切り替え機能も搭載されているのもポイントです。
文章のトーン生成などの細かな設定もできるため、自社のブランドイメージや顧客層に合わせた対応が可能です。
サービス名 | Zendesk |
提供会社 | 株式会社Zendesk |
公式サイト | https://www.zendesk.co.jp/lp/pl-chatbot/?demoStep=personal |
料金プラン | 月額料金:55ドル~/1ユーザー |
4. KARAKURI chatbot|カラクリ株式会社
KARAKURI chatbotは、顧客対応に特化したAIチャットボットです。
問い合わせ対応の効率化と顧客満足度の向上を目的としており、コーディング不要で簡単にボットを構築できます。
普段と異なる質問が多く寄せられた際はアラート機能で通知してくれるため、トレンドや問題を即座に把握できます。
管理画面も分かりやすく設計されており、継続的な改善作業がスムーズに行えるのも魅力です。
また、チャットボットと合わせてアンケートやフォームを設置できるため、顧客からのフィードバッグを効率的に収集できます。
サービス名 | KARAKURI chatbot |
提供会社 | カラクリ株式会社 |
公式サイト | https://karakuri.ai/function/chatbot/ |
料金プラン | 要問い合わせ |
【業務効率化向け】おすすめチャットボットツール
業務効率化を目指すのにおすすめのチャットボットツールを4つ紹介します。
- sinclo|株式会社エフ・コード
- OfficeBot|ネオス株式会社
- HiTTO|HiTTO株式会社
- PEP|株式会社ギブリー
1. sinclo|株式会社エフ・コード
sincloは、Web接客型のAIチャットボットツールです。
該当ページにタグを追加するだけで運用を開始できるため、導入手間がほとんどかかりません。
Webサイトに訪問したユーザーに対し、自動的にメッセージを送信するオートリプライ機能が搭載されているため、問い合わせ対応のコスト削減にも貢献します。
過去の会話ログや返信率から統計レポートも出力でき、業務改善作業がスムーズに進みます。
また、Webサイトに訪問したユーザーのアプローチやCV(コンバージョン)向上の支援機能も入っているため、顧客満足度向上も期待できるでしょう。
サービス名 | sinclo |
提供会社 | 株式会社エフ・コード |
公式サイト | https://chat.sinclo.jp/ |
料金プラン | ・コスト重視プラン:月額1万円~ ・成果重視プラン:月額5万円~ |
2. OfficeBot|ネオス株式会社
OfficeBotは、導入当初から高度なチャットボットを導入できるツールです。
RAGの正確性が平均90%と高い実績を持ち、企業固有のデータやドキュメントを活用した回答の生成ができます。
抽象的で認識しにくい画像も処理できるため、図表やグラフ、写真などを含む質問にも対応可能です。
最短1日で、企業の情報をアップロードするだけで導入できます。
導入実績は500社以上を誇ります。
サービス名 | OfficeBot |
提供会社 | ネオス株式会社 |
公式サイト | https://aismiley.co.jp/product/officebot/ |
料金プラン | 月額5万円~ |
3. HiTTO|HiTTO株式会社
HiTTOは、市場シェア33.2%、継続利用率99.5%と実績が高いチャットボットツールです。
バックオフィスの効率化を目的としたツールで、社内からのよくある質問に自動で回答します。
問い合わせ内容の把握に必要な情報を一元管理できるため、社員が求めている情報に迅速にアクセスできます。
キャラクターを用いたチャットボットも展開でき、広告戦略の一環としての導入も可能です。
サービス名 | HiTTO |
提供会社 | 株式会社マネーフォワード |
公式サイト | https://hitto.jp/ |
料金プラン | 要問い合わせ(利用者数に応じて決定) |
4. PEP|株式会社ギブリー
PEPは、高度な言語処理技術を搭載した社内業務効率化向けのチャットボットツールです。
既存のWebサイトや利用しているツールに簡単に組み込めるため、導入後もスムーズに運用できます。
AIの学習はわずか数クリックで完了でき、改善作業にかかる時間は月2時間ほどで運用負担が少ない設計になっています。
またユーザーのメッセージ数によって料金が決定するため、お試し感覚で始められるのもポイントです。
サービス名 | PEP |
提供会社 | 株式会社ギブリー |
公式サイト | https://pep.work/ |
料金プラン | 要問い合わせ |
【CVR改善向け】おすすめチャットボットツール
マーケティングやCV改善におすすめのチャットボットツールを3つ紹介します。
- KUZEN|株式会社クウゼン
- zeals|株式会社ZEALS
- IZANAI|クラウドサーカス株式会社
1. KUZEN|株式会社クウゼン
KUZENは、CVR改善に役立つマーケティング機能が豊富に搭載されているチャットボットツールです。
プログラミングの知識がなくても、直感的な操作でシナリオを作成できるため、導入までにかかる労力を軽減できます。
LINEを活用したチャットボットの運用サポートや顧客の反応を分析できる機能が搭載されており、問い合わせの自動化と顧客満足度の向上を同時に実現できます。
また、LINEやSNSとの連携によって、幅広いチャネルでの顧客接点を強化することが可能です。
サービス名 | KUZEN |
提供会社 | 株式会社クウゼン |
公式サイト | https://kuzen.io/support |
料金プラン | 要問い合わせ |
2. zeals|株式会社ZEALS
zealsは、完全成果報酬型を採用したチャットコマースサービスです。
LINEやInstagramなど幅広いチャネルで展開できるため、自社の環境や顧客に合わせたアプローチができます。
また、知識と経験が豊富なコミュニケーションデザイナーが、これまでの会話履歴を細かく分析し、適切なルートで顧客獲得を目指します。
セキュリティ対策も充実しており、企業の重要な情報資産が漏えいするリスクを軽減できるのもポイントです。
サービス名 | zeals |
提供会社 | 株式会社ZEALS(ジールス)| ZEALS Co., Ltd. |
公式サイト | https://chatcommerce.zeals.co.jp/ |
料金プラン | CVの成果報酬で決定(CV数×単価) |
3. IZANAI|クラウドサーカス株式会社
IZANAIは、月50件のコンバージョンまで無料で利用できるチャットボットツールです。
シンプルで操作しやすい設計で、会話フローのテンプレートも搭載されているため、専門知識不要で導入できます。
ECサイトの情報や商品ページから、顧客が求めている商品を探し出せるマッチング機能も完備されており、回遊率や購入率の向上が期待できます。
導入社数は2,000社と信頼性が高く、コストを抑えながらCVR向上や業務改善が進められるのが特長です。
サービス名 | IZANAI |
提供会社 | クラウドサーカス株式会社 |
公式サイト | https://izanai.cloudcircus.jp/ |
料金プラン | ・プレミアム:月額6万円 ・スタンダード:月額3万6,000円 ・エントリー:月額1万2,000円 ・フリー:無料 |
チャットボットツール選定までの具体的なステップ
チャットボットツールを選定するまでのステップは、以下の通りです。
- 導入目的を明確にする
- 解決したい課題を洗い出す
- 課題解決に必要な機能をリストアップする
- 洗い出した要件に基づいて適切なツールを選ぶ
1. 導入目的を明確にする
まずは、何のためにチャットボットツールを導入するのか明確にしましょう。
目的を定めていない場合、効果測定の基準が曖昧になり、十分な効果を得られない可能性があります。
目的をしっかり定めた上で、ツールを選定しましょう。
目的の例としては「問い合わせ窓口担当の従業員の負担を軽減する」「人事や総務、経理のルーティンワークを自動化する」などです。
目的を明確にすることで、ツールに必要な機能をリストアップしやすくなります。
2. 解決したい課題を洗い出す
導入目的の設定と合わせて、現時点で解決したい課題を洗い出しましょう。
課題を具体的に把握することで、チャットボットに求める機能や設計が明確になります。
「繰り返しの問い合わせ対応で従業員の負担が増えている」「顧客対応のスピード感が遅く、満足度や信頼性が下がっている」などの課題をリスト化しましょう。
3. 課題解決に必要な機能をリストアップする
続いて、課題解決に必要な機能をリストアップしましょう。
例えば、顧客対応のスピードの遅さを改善したい場合、よくある質問に即座に応えられる自動応答機能が必要です。
選ぶツールによって、機能や強み、他ツールとの連携性が異なります。
どのような機能がそろっていれば業務の課題が改善されるのか、事前に検討しましょう。
4. 洗い出した要件に基づいて適切なツールを選ぶ
洗い出した要件を基に、適切なチャットボットツールを選びましょう。
選定では、リストアップした機能や求めている運用サポート、セキュリティ基準を満たしているかを確認しましょう。
また、実際に利用しているユーザーのレビューを参考にするのもおすすめです。
レビューには、良い点だけではなく悪い点も書かれています。
実際に使用した人の意見を参考にすることで、自社の環境に本当に適したツールなのか判断しやすくなります。
比較検討する中で気になったツールがあれば、資料請求やお試し導入をしてみると良いでしょう。
ツール選びに失敗すると、期待していた効果が得られないだけでなく、導入や運用に無駄なコストや労力がかかる可能性があります。
各ツールを徹底的に比較した上で選びましょう。
チャットボットツールを利用するときの注意点
チャットボットツールを利用する際は、以下の2点に注意する必要があります。
- 本格的な導入までに手間がかかる
- 全ての質問に答えられるわけではない
本格的な導入までに手間がかかる
チャットボットを実際に業務に定着させるまでには、手間がかかります。
ユーザーのニーズに合った回答を提供するには、事前にシナリオ設計やデータの準備が必要です。
また、自社の業務マニュアルや顧客ニーズに合わせてシステムを見直す作業もしなければなりません。
運用体制を整えなければ、チャットボットの担当者の負担が増える可能性もあるのです。
導入から定着までのプロセスをスムーズに進めるには、質問と回答をまとめた資料をアップロードするだけで高性能なチャットボットを作成できるツールを選ぶと良いでしょう。
全ての質問に答えられるわけではない
AIチャットボットは、全ての質問に回答できるわけではありません。
専門的な知識が求められる質問や、有人対応が必要なケースでは回答精度が低くなる可能性があります。
また、ユーザーが入力した質問の文脈や表記が分かりにくい場合は、チャットボットが意図を理解できず、的外れな回答をするケースもあります。
チャットボットで問い合わせ窓口を完全に自動化するのは難しいため、人によるサポートと組み合わせながら柔軟に対応する体制を整えましょう。
チャットボットツールの導入効果を引き出すためのコツ
チャットボットツールの導入効果を引き出すコツは、以下の通りです。
- 導入前に試験運用を行う
- 想定外の質問への対策を考えておく
- 効果検証と改善を繰り返す
導入前に試験運用を行う
チャットボットを導入する前に、試験運用の期間を設けましょう。
実際に業務に導入したからといって、すぐに効果が発揮されるわけではありません。
試験運用を通じてシナリオの見直しや回答精度の向上を図ることで、本格導入後のトラブルを減らせるでしょう。
また、試験運用中には、実際にチャットボットを使用する担当者や利用者の声を収集しましょう。
ユーザーのフィードバックからは、表面化していなかった改善点が見えてくることがあります。
まずは試験運用を行ってみて、本格導入するかどうかを判断しましょう。
前述したように、チャットボットは全ての質問に回答できるツールではありません。
そのため、想定外の質問が来たときの対策を事前に考えておく必要があります。
例えば、すぐにオペレーターにつながる機能を設けたり、チャットボットの近くにお問い合わせフォームのURLやバナーを設けたりする方法があります。
ユーザーの質問の文脈が分かりにくく読み取れないときは「もう一度入力をお願いします」などとメッセージを促すよう設計するのも効果的です。
効果検証と改善を繰り返す
チャットボットを導入した後は、効果検証と改善を繰り返す必要があります。
運用を開始しても、全てが完璧に機能するとは限りません。
定期的に回答精度を見直し、最初に設定した目的を達成できているかを振り返る必要があります。
システムを見直す中で改善点が見つかったら、できるだけ早く改善策を講じ、1~2週間のスパンでどの程度改善されたかを確認しましょう。
一度に全ての項目を見直すと、どの施策がどのような効果を発揮したのか分かりにくくなります。
1~2点に絞って少しずつ取り組むと良いでしょう。
チャットボットツールを比較して自社の課題解決につなげよう
チャットボットとは、テキストや音声を通じて人間と会話を行うロボットです。
チャットボットツールを選定する際は、設置場所や運用の難易度、補完的な機能の有無などを比較検討しましょう。
本記事を参考にしながら、自社に合ったチャットボットツールを導入してみてください。
TDSE株式会社では、ノーコードで誰でも簡単にチャットボットを構築できるツール「Dify」を提供しています。
社内の既存ドキュメントやマニュアルから必要な情報を抽出して回答を生成するRAG機能も搭載しています。
チャットボットツールで業務改善を図りたい企業の担当者さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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